E.T.に聞くモテ理論

宇宙史上最もモテてる宇宙人直伝モテレシピ

メモリアルフードとラブについて

Odai「思い出の味」

 思い出の味、というOdaiに基づき少し。

 

というのも、私はまずどんな人にでも男女限らず「好きな食べ物なに?」と聞くようにしているからだ。

 

投票のパラドクスではないが、これで私が社会的な意思決定を引き出そうというものでもないし、ましてや日本人の嗜好を考察しているわけでもない。

 

単に、好きな食べ物を聞くということはその人の舌がもつ思い出を引き出す行為そのものだからで、さらに続けて「なんで?」と聞くことによりその人の家庭環境すら垣間見えたりする魔法のコミュニケーションフレーズだと個人的には思ってる。

 

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さて、話は逸れたが私にとっての思い出の味の話に戻る。

イチゴのショートケーキとサザエだ。

 

イチゴの方は、結構ふつうで当時大好きだった人とキスしながら食べたのがあまりにも印象的すぎて脳裏に焼き付いて今も離れない。なんなら、あの日からショートケーキを食べてない気すらする。次に私がイチゴのショートケーキを食べるときは大革命が起きると信じてる。

 

サザエの方は変なエピソードで、友達と免許合宿に行った19歳の時だ。寂れた田舎道を歩いていたら、なかなか良い雰囲気の純喫茶が目の前にあったため吸い込まれた。普段若い客人が来ないからか、饒舌になるマスターの話をグダグダと聞いていたら何故かマスターが「お手製のサザエの醤油煮」を得意げに食えと言って差し出したのだ。

 

飲み物はコーヒーだし、サザエって…と私は飲み込めばいいものをすじっぽいサザエをたぶん15分ほど噛み続けた。結果、サザエは嫌いになった。なんなら、あの日からサザエは食べてない気がする。たぶん革命が起きない限り、サザエを食べることは一生ない。

 

さて、最後に言いたい。

食べ物は口に入れないと味がしないが、好きって気持ちは口から出して言葉にすることで改めて実感したりすることだと思ったりする。

 

夏だからみんな愛を叫ぼうぜ。そして、リアルラブを手に入れよう。


リアルラブにはまだ