E.T.に聞くモテ理論

宇宙史上最もモテてる宇宙人直伝モテレシピ

理想の王将ラブジェネレーションを考えてみた

OH! SHO! ALONE!


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女ひとりで王将ってものを先日初めてやってみたけど、マジこれは絶対モテない。

おじさんたちの1人王将はキマってるのに女の私がやるとまぁ〜ダサい。

ちっとも、さまにならないわけです。

モテるモテないというより、その間の抜けた感じにガッカリ。

でも、美味しいよね。どうしようもなく王将が恋しくなる時あるよね。

そこで、本日は王将との恋物語を描いた“王将ラブジェネレーション”を勝手に公開。

松たか子もとい、三成襟子と王将くんとの恋をお手本にサマーラブを手に入れてください。


襟子のiPhoneへ着信が。王将からだった。

 王「もしもし・・・」

 襟「ごめん。いけなくなった。」

 王「先に言うなよ。」

 襟「えーっ!?絶対って約束したじゃん。もしかして・・・栗子ちゃん?」

(栗子ちゃんは王将くんが前好きだった、王将の兄の婚約者“片山 栗子")

 王「う、うん。」

 襟(涙目になりながら)「駄目なんだよ。今ここでなきゃ駄目なんだよー。」

 王「わかったよ。遅れるけど行くから・・・。」

 襟「・・・もう来なくていいよ。」

 王「行くっていってんじゃん。」

 襟「・・・もう遅いよ。」とまた一方的に電話を切る。

 王「ったく何なんだ!?」と困惑する王将。

だがやはり襟子の事が気にかかる王将は 「俺、やっぱ行くわ。」と立ち上がる。

王将が猛ダッシュで待ち合わせ場所に到着するも、時計の針はすでに8:25を指していた。


当然、そこに襟子の姿はない。周囲を見渡す王将の目に、巨大スクリーンの文字が飛び込む

「大好きなあの人へ送る あなたのメッセージをお伝えします お申し込みはインフォメーションセンターへ」

何か思い立ったように、インフォメーションセンターへ駆け込む王将。

「今日8時ちょうどにメッセージの依頼ありましたか?」

係の人が笑いながら依頼の文を王将に見せる。

「!?」

思わず口元がニヤける王将。 (外に出て)早速襟子に電話するが留守電(のふりをする襟子)

「あ、俺だけど。さっきはごめん。もう一度10時に約束した場所で逢えないか

な?今度は俺が待ってるから・・・。

 待ってるからな!!!」と電話を切る。

さっき襟子が座っていたパネルの前に座る王将。10時に近づき不安げに時計を見る王将。

55分を過ぎたところで、iPhoneがポケットで振動し始めた。

 襟「留守電聞いたけど、どういうこと?」

 王「いったとおりだけど・・・。」(とメッセージボードの方に歩き出す)

 襟「もう遅いんじゃない!?人生には取り返しの付かないこともあるんだよ。」

 王「悪かったよ。俺そんなさぁ大切な事だと思わなかったからさぁ。」

 襟「絶対来てって言ったでしょ!?」

 王「いつもいい加減な事ばっか言ってるからさー、こういう時真実味がないん

じゃないの?」

 襟「・・・・さよなら」

 王「おい、ちょ、ちょっと待てよ。約束破った事謝るから。」

 襟「・・・本当にそう思ってるんなら、そこで炒飯作って。」

 王「ここで!?」

 襟「するの?しないの?」

 王「あん、わかったよ、やるよ。やるから」(と中華鍋を振る手つきだけする)

 襟「やってる?」

 王「え?あ?う、うんやってるやってる。」

 襟「うそつき」

 王「あ!?何でわかるんだよ ?まじでやってるって。」 (バシっと背中を叩かれる)

 王「はい!?」と振り返るとそこには襟子が固い表情で王将を見つめている。  

 襟「はっ、そういう奴だよね。最初に卵を入れるでしょーが!」と吐き捨てるように言う。

  「・・・・。」うつむく王将に襟子は「はいっ。」と本を差し出す。

 王将が餃子・炒飯の作り方を研究して出版したレシピ本の初版本だ。

 襟「すっぽかされて捨ててやろうかと思った。でも出来なかった・・・。王将

が何か悲しそうなの見てこの本探したいなと思ったの。

   でもそれは私の気持ちだから・・・。王将が私の事どう思うかは関係ないんだよね。」

 王「・・・・。」言葉はないがちょっと微笑む王将。

 襟「だから・・・。はい。」とノートを差し出す襟子。 「じゃあね。」と立ち去ろうとする襟子を「ちょっと待て。」王将は引き留める。

 

 襟「何?」と振り返る襟子。

 王「あ、時間だ。」

 襟「何の?」

 

 王「おれたちが餃子する時間。」

 

 襟「!?何それ!?勝手に決めないで・・・。」

 王「俺、マジで後悔した。約束すっぽかした事・・・。ここで逢いたかった。」 うっすら涙目の襟子は正面のスクリーンに目をやる。

そこには「餃子、大衆中華料理といえば王将」の文字が・・・。

 襟 「スキスキスキスキスキスキスキスキー!王将だいすきー!」

 王「 俺も好きだ!!!」 (うつむく王将)

 襟「・・・・なによそれ!?全然意味が分からない。」

 王「いいじゃん。減るもんじゃあるまいし。」(振り返って襟子に歩み寄る)

 襟「なんか、いやだよ。そもそも餃子ってなによ。スケベっぽい。」(ポケッ

トに手を入れながら後ずさりする)

 王「スケベなもんじゃあありませんー。」

 襟「じゃあ何で餃子したいのよー」

 王「したくてしちゃいけないの?」

 襟「そうよ。何事も条件ってもんがあるでしょ?

   気温とか湿度とか歯磨いたかとかその日の体調とか、鉄板の温度とか・・・。」

 

そっとキスする王将。呆然と目を見開いたままの襟子。

 襟「それだけ?これがあの王将の餃子なの?」

 王「絶対に裏切らない、っしょ?」

 襟(たしかに・・・美味しい・・・。王将の餃子ってクセになる・・・)

 襟子が王将に抱きつこうと首に手を回そうとしたら、手にしていた本で王将をブン殴ってしまう。

 王「いってぇーーーー。」歩み寄り襟子のおでこを叩く振りをして襟子の顔を

両手で押さえまたキス。

抱き合い笑顔で見詰め合う二人・・・。 じゅわぁ〜っと蒸気があがり、おでこにキスの後、もう一度キス。




はい!つーことで丸パクリっすね。時々書いてて意味分かんね、と思ってましたが。笑


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この梅雨にぴったりなムワムワするような恋を是非。